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医者で言っていることが違う!病院に不信感が・・・病院を変えるべき?

つい最近、私はこういう相談を受けました。

(A子さん)
母が最近、腹部の悪性リンパ腫と診断されたのね。悪性リンパ腫と分かる前は消化器内科で見てもらってて、そんなに深刻な状況ではなさそうって言われてた。

それなのに、検査を色々受けた結果、悪性リンパ腫と分かり、血液内科の先生には治療を急ぐ状況だと言われた。

先生によって言っていることが違って、本当にこんな病院でいいのかなと思った。

どこか悪性リンパ腫を治療するにあたって、お勧めの病院ある?

 

A子さんは、姉の親しい友人で、姉を通じて、抗がん剤病棟勤務経験のある私に聞いて欲しいとのことでした。

 

医者によって言っていることが違う。専門医の意見を参考にする

A子さんが直面した「医者によって言っていることが違う」問題。

これは、がん患者さんに限らずすべての人に起こりうることです。

かかりつけの病院では「大丈夫、大したことないと言われていたけど、大学病院や大きな病院で検査したら・・・」ということはよく聞きます。

今回のA子さんの相談を受けて私が感じたことは、「血液内科の医者が言うことが正しいと思う」でした。

私が経験してきた中での印象で、血液内科は特に専門性が強い診療科なので、他の科(ここでいう消化器内科)の先生(医者)では分からない部分もあったんじゃないかなと。

悪性リンパ腫の発生部位が腹部だったので、患者さん本人も腫瘍を自覚できるわけじゃないから(一般的には首のリンパ節にしこりができ、大きくなって目立って分かる場合が多い)、ずっと消化器内科を受診していたみたいです。

そこで、まさか血液内科を受診することになるとは思ってもみなかったのでじょう。

実際に今まで出会ってきた患者さんでも、同じようなことを口にする方がいました。

 

総合病院などの大きな病院だと、多くの診療科があるので、それぞれの医者は専門分野に特化しています。

専門外のことについては、他の専門の医者へと回します。

大きな病院だと割りとよくあることです。

なかなか病名がつかないと、たらいまわしにされている感もあって嫌ですが、こうしていかないと、正しい治療・検査が受けれなくなってしまうのも事実です。

 

「餅は餅屋」で、自分の疾患に対して専門分野の医者に診てもらった方がいいです。

医者でも言い回しや説明の上手・下手はあるし、患者さんの理解度も異なります。

専門外の医者に診てもらったときとで、「医者によって言っていることが違う」ということになりうるのです。

もしかしたら、「病気を受け入れられないショック」も大きかったのかも!?

人は誰しも、病気と聞いたときに、受け入れたくない思いがあります。

これは普通の心理過程なので、仕方のないことです。

時間をかけるしかありません。

 

A子さんは、母親が「がん」と分かり、血液内科の医者の「悪性リンパ腫ですぐに治療を始めなければいけない状況だ」という鬼気迫る言葉よりも、消化器内科の医者の「そこまで深刻な状況ではなさそう」という言葉を信じたいという気持ちの方が強かったのかもしれないなと思いました。

 

私も同じ立場だったら、軽い方を信じたいです。

そして、ずっとフォローしてもらっていた科では「大丈夫」という言われていたなら、その医者との関係も築き始めていたでしょう。

といわれて、他の医者から「深刻だ」といわれてしまったら、「今までの先生が言っていたことは何だったの?」と思って当然です。

だから、医者への不信感というか、病院を変えた方がいいのかも!と相談されたんだと思います。

 

抗がん剤治療ができる病院は限られているから、よく考えて欲しい

私が、A子さんの相談を受けて、色々やり取りした結果、A子さんの母親は、そのまま同じ病院で抗がん剤治療を受けることに決めました。

私が教えてあげた病院は、以前私が勤めていた病院で、A子さんの母親の家から車で1時間半以上かかる少し遠いところの病院でした。

<遠い病院を考慮するポイント>

・遠い病院だと、A子さんには小さい子供がいるので、面会やお世話に行くときに大変になる

・メジャーな治療なら、病院によって抗がん剤のレジメン(治療コース)に大きな差はないと思う

・その後の治療の経過やスケジュールを考える

 

これらを考えて、家族で話し合って決めたそうです。

A子さんの母親は悪性リンパ腫で「R-CHOP(あーる ちょっぷ)」という抗がん剤でした。

これは、一度入院で抗がん剤を受けたら、その後は外来治療に移行して、6~8回のコースで治療を受けます。

とても珍しい病気なら話は別ですが、今後治療を受けることを考えると、その病院への通いさすさもとても重要です。

脱毛が始まったり、副作用があるときに病院を受診するには、気力・体力が必要です。

 

また、抗がん剤は一度で終わると思っている人が多いですが違います!

R-CHOPのように一度の治療ではなく、継続して治療を受けなければいけない場合、家族のフォローのしやすさも大事です。

最初は1人では辛いことも多いので、可能な限り家族のフォローを受けてもらったほうが気持ち的にも楽になると思います。

家族で話し合うときの参考に

「がん」と宣告されたときに医者に聞くべきこと。命・治療・仕事・休職など

病院を変えなくても、医者を変える手もある

A子さんの場合は治療を急ぐパターンでした。

今回の件は、専門医と専門外医での意見の違いに迷われていましたが、そういう場合だけじゃないと思います。

病院を探している時間もないし、

どうしてもこの医者とは合わない!自分の命を託すのには不安だし、ストレスもたまる!もう無理だ!

ということもあるでしょう。

そんなときは、同じ病院で専門医の中でも、担当医師を変えることができます。

少し、申し出にくい内容になりますが、今後続く治療を考えると、ストレス減は減らした方がいいです。

ですが、担当医を変えることはメリット・デメリットもあります。

医者をどうしても変えたいときは、早めがいいです。

治療経過が長くなって情報が多くなると、後続に伝わりにくいこともありますし、何よりも患者ー医師間の信頼関係を築いていくことが大切です。

ここで、最初の医者と言っていることが違う!となってしまえば本末転倒ですもんね!

セカンド・オピニオンを利用する

病院を決める・変えるにあたっては、「セカンド・オピニオン(ふくすうの医師に意見をきくこと)」もできるので、決めるのは患者さん・家族です。

セカンド・オピニオンは患者さんの権利のようなものなので、遠慮することはありません。

もし、帆赤の病院で受けたことがあるなら、「どう言われたか」なども含めて情報を伝えてください。

心の中でこっそり「言っていることが違う・・・」と思うよりは、不安を必ずそこで取り除くべきです!!

 

最後に

どうしても診てもらいたい先生がいる、この病院で最先端の治療・保険外の治療をしたいなどの思いは様々です。

 

今回はA子さんは、結局もとの病院にして良かったという話だったそうです。

家族のフォローのしやすさ、通いやすさに加えて、信頼できる先生が見つかるとなおいいですね^^

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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こちら参考にどうぞ^^

【抗がん剤治療ならでは】入院準備・持ち物リスト

【抗がん剤の種類】点滴編ー治療前日~当日の流れは?当日もシャワー可能

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